|

©えびなみつる
6月13日、オーストラリアのウーメラ砂漠に3億キロメートルかなたの星から、一通の手紙が届きます。
日本の小惑星探査機はやぶさが、小惑星イトカワから小さな砂粒を運んで来てくれるのです。
2003年5月に打ち上げられ、2005年11月に小惑星イトカワに到着。タッチダウンをして極く少量の資料を採取(したはず)し、
帰途についたはやぶさでしたが、帰り途では次から次に故障が起き、本来ならもっと早く地球に還って来るはずだったのが今年になったというわけです。
たとえて言えば、ハワイまでエンジン全開で行って、帰りは風まかせ、海流まかせで、時々軌道修正のためにかろうじて生きているエンジンを使ったようなもの。
よくぞ還れた!(まだですが…)というのが関係者皆さんの思いでしょう。
もうひと息ですからうまくいって欲しいのですが、ここでは、はやぶさに応援メッセージを送るより、単なる鉄のかたまりをここまでコントロールした人々の知恵にこそ注目したいと思います。
|