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©えびなみつる
今、プラネタリウムの番組を作っています。いわゆるオート番組というもので、その制作裏話を少しだけ。
どんな番組もそうだと思いますが、作る側としてはまず第一にお客様に美しい星空を堪能していただきたいと考えます。それがあってはじめて天文学の話題も宇宙旅行の話もリアルに感じていただけるからです。この
「リアルな星空」というのが実はとてもむずかしいことで、作る側としては投影機に注文はつけられませんから演出面で様々な工夫を凝らすことになるわけです。
ところで、星空を最もリアルに実感していただける「しかけ」は何だと思いますか?これが以外にも音なのですね。
それも星の輝きにあわせてキラキラした効果をつける、などというものではなく「夜の小さな風の音」なのです。
この小さなあるかないかの音ひとつでドームのスクリーンは意識から消えてしまうのです。これほど効果的な効果音はありません。
もし、プラネタリウムの番組を見る機会があったら、効果音にも耳をすまして見て下さい。
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