えびなみつるの「星の絵はがき」2009年6月号
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星の絵はがきbyえびなみつる

2009年6月号   「猫の宇宙」

猫は夜目が利くといいます。夜行性で月の明かりで狩りができると聞けば納得。網膜の構造がヒトとはち
がって、わずかの明りでもモノが見えるようになっているらしい。だとしたら・・・ここからもう妄想がひろが
る。ヒトは6等星まで見えるのだが、猫は8等星とか10等星が見えるのだろうか?もしそうならば夜空は星
だらけで、天の川はくっきりと空を横切り、アンドロメダ銀河の巨大な姿も猫は知っていることになる。いい
なあ、猫は。猫が何もない夜空をじっと見上げているのは、実は空いっぱいの星々を見ているのだ。と・・・
。ここまで妄想をひろげておいて調べてみると、猫の目のピントは無限遠には合わないのだという。猫、残
念。生物として生きていくだけなら別に遠くまでクッキリと見える必要は無いのだろう。では、ヒトの目が無
限遠にピントが合うのはなぜか?
それはヒトが星を見、宇宙について考え、やがて宇宙へ乗り出すための種としての準備にちがいないと。
雨の日の妄想はまだ続くのだ。

©えびなみつる

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