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金星は最も明るい時には1等星の100倍以上という輝きになり、昼間の青空の中に見える、と子供の頃か
ら本で読んで知ってはいたのだけれど、ずっと探してみたことはなかった。いくら明るいとはいえ、空をパッ
と見上げてすぐに見つかるというものではないからだ。でも、ある日。あまりにも青空の色が濃く、太陽の
光がキラキラしく感じられたので、これならと思って挑戦。一片の雲も無く、視界がすべて青空という時、眼
はピント調節ができないという事をその時初めて知った。
全くイメージが無いものを探すというのは案外にむずかしい。昼間に金星が見えると知ってはいても、どう
見えるかはまるで見当がつかないのだ。やがて「発見」した金星は一度目を離すと見失ってしまいそうなか
すかな白い光点だった。
青空の中に見える白磁のような月を砕いてこなごなにしたら、そのひと粒はこんなふうに見えるだろうか。
青空の中に星を見る、それはまるで「アハ体験」のように、世界が少しばかりちがって感じられる経験です。
今、金星は五月晴れの青空の中に見えています。
©えびなみつる
壁紙(1024×768)
設定の仕方
1.「壁紙(1024×768)」をワンクリック。
2.出てきた壁紙を右クリック後「背景に設定」で完成。
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